C値について考える
こんにちは😀
今日はC値について考えてみたいと思います🏠
皆さん家づくりを検討されている方はお聞きになったこともあるかと思いますが、C値とは簡単に説明すると”住宅にどのくらい隙間があるか”を示す数字です❕
数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます
例えば、延床面積が30坪(100m2)の場合、C値が1.0なら隙間面積は100cm2(家全体で10cm四方の隙間)、C値が0.3なら隙間面積は30cm2(家全体で5.5cm四方の隙間)ということになります🕳
C値が小さい家は、気密性に優れた家となります👌
住宅の気密性が高まると⬇
①隙間からの空気の出入りが無い為、冷暖房の効きが良くなり、冷暖房費用の抑制になる
②断熱効果が高まり、部屋ごとの温度変化が少なくなる
③花粉やPM2.5といったアレルゲンが室内に入りにくい
④24時間換気の効きも良くなる
といった効果が見込めます👍
似たような数字に Q値=熱損失係数 Ua値=外皮平均熱貫流率 といった断熱性能を示す数字があります(どちらも小さい方が断熱性能が高い家となります)
Q値とUa値の違いはここでは省略しますが、この2つの数字は設計段階において計算することができる机上の数字🤷
でもC値は実際に現場で機械測定しないと出ない数字なんです!!!
キノイエは創業以来特にC値にこだわった家づくりを目指しています✋
どんなにQ値とUa値にこだわって断熱性能を上げても隙間があったら意味がないですよね😥
冬に高級なダウンジャケットを着こんでも、脇に穴が開いていたら寒いのと同じです🥶
C値を高めるには1棟1棟丁寧な施工と気密処理をしていかないと良い数字は出ません
結果、C値を求めることは丁寧な施工を裏付けるひとつの指標となりうるのです!!!
先日も施工中の物件で
完成間近の物件で
C値の測定を実施しました👨⚖️
値も0.2~0.5を安定して出せる状況になっています🙆♀️
今年中には
施工する全棟での測定とお施主様にお約束できる具体的な値を設定する予定です!!!
家づくりをご検討中の方はぜひ建築会社に「御社のC値はいくらですか?」「全棟計測されていますか?」と聞いてみてください
C値についてこだわりがない、また計測していない会社があれば是非その理由をお聞き頂きたいのです
その答えの中に家づくりについての考えが集約されているのではないかと思います
繰り返しになりますが、C値は建設する家ごとに測らないと出ない数字です!!!
モデルケースの数字を出して「だいたいこれぐらいです!」と言われても何の意味もありません😫
キノイエで建てられない方も是非その点は覚えて頂き、良い家を建てて下さい🤲